公開日:
2025/5/19
更新日:
2025/12/1
2025年3月9日、都内で日本介護経営学会主催のシンポジウムが開催されました。このシンポジウムでは、厚生労働省老健局長の黒田秀郎氏が「介護現場の生産性向上」というテーマで講演を行い、この内容が非常に興味深いものでした。
少子高齢化に伴う人手不足は、介護分野においても深刻な課題となっています。この状況を踏まえると、介護職の賃上げとともに、介護現場の生産性向上と働きやすい職場環境づくりが不可欠です。
黒田局長は、生産性向上について「現在の仕事を見直し、ムリ・ムダ・ムラを洗い出したうえで、介護職には専門職でなければできない仕事に注力してもらうことが重要である」と指摘しています。
近年、「生産性向上」といえばテクノロジー・ICTの導入を連想しがちですが、シンポジウムでは業務フローの整理・整頓も不可欠であると説明されました。
訪問看護ステーションでは、煩雑で大量の事務作業やスケジュール管理に多くの時間が割かれています。もしこれらの業務を効率化することができれば、どのような変化が起こるでしょうか?
例えば、介護職が利用者と向き合う時間や研修を確保できるかもしれませんし、スタッフのプライベートな時間も増えるかもしれません。
さらに、生産性向上によって生まれた時間を研修に充てることで介護職の専門性を高め、より質の高いサービス提供に繋げることが可能になります。
最近、厚生労働省は盛んに「事業所の大規模化・協働化」という言葉を使っています。介護人材が思うように増えていかない中、今後、小規模な事業所は運営が困難になるかもしれません。「吸収合併するなどして大規模化を進めるべきではないか」という話にも聞こえ、私たちは不安を感じてしまいます。
しかし、黒田局長はそれを明確に否定し、「事業所同士が連携する」という視点を持つことの重要性を強調しました。例えばバックオフィス業務を共同で行うなど、連携を強化することで、業務効率化や情報共有の促進が期待できると述べました。
介護現場の生産性向上は、介護職が利用者と向き合う時間を増やし、質の高いサービス提供に繋がるだけでなく、残業時間の削減や有休取得の促進といった「働き方改革」にも貢献します。
業務フローの見直し、テクノロジーの導入、研修の実施、他事業所との連携強化などを進めることで、訪問看護ステーションなどの生産性向上と働きやすい職場環境づくりに少しでも近づけるのではないでしょうか。
■出典:特定非営利活動法人 日本介護経営学会HP
https://kaigokeieigakkai.jp/past-activity/symposium/20th-symposium/

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