公開日:
2025/5/30
更新日:
2025/12/1
政府は、2025年度より「技能実習」および「特定技能」の在留資格を持つ外国人が、介護保険の訪問系サービスに従事することを認める方針を決めました。これは深刻化する介護人材不足への緊急対応として、特に訪問介護、夜間対応型訪問介護、定期巡回・随時対応サービスといった利用者の自宅を訪問して行うサービスでの就労を認めるものです。技能実習については2025年4月1日、特定技能については同年4月中にも解禁される見込みです。
対象となるのは、原則として介護事業所や施設での1年以上の実務経験がある外国人です。また、訪問系サービスを提供する事業所には、外国人材に対する必要な研修・訓練の実施、キャリアアップ計画の策定、相談窓口の設置などが義務づけられます。これらの要件は、外国人材が安心して働ける環境を整え、質の高いサービスを提供できるようにするためのものです。
訪問系サービスは利用者の自宅でマンツーマンでケアを行うという特性から、これまで外国人による従事が認められていませんでした。しかしホームヘルパーの確保が喫緊の課題であることから、政府はこの規制を条件付きで緩和することに踏み切りました。この決定に至るまでには、厚生労働省の検討会や出入国在留管理庁の有識者会議などで、外国人材の受け入れに関する議論が重ねられてきました。
外国人材が訪問系サービスに従事するためには、日本人と同様に初任者研修の修了などの資格を有していることが前提となります。さらに、事業所は次の要件を満たさなければなりません。
訪問系サービスの業務に関する研修の実施
サービス提供責任者による同行など、必要な訓練の実施
業務内容の説明とキャリアアップ計画の作成
ハラスメント対応のための相談窓口の設置
不測の事態に対応できるICT環境の整備
これらの義務は、外国人材が円滑に業務に取り組めるようにし、また利用者に対して質の高いサービスを提供するために重要なものです。
今回の規制緩和により、大手の事業所などを中心に外国人材活用が進む可能性があります。政府は、外国人材の受け入れ体制を整備し、介護サービスの質を維持・向上させつつ、人材不足の解消を目指しています。
一方で、利用者の中には日本語でのやり取りに不安を感じることから、外国人による介護サービスに抵抗感を持つ方もいます。しかし、特養や老健などでは、すでに多くの外国人介護職員が活躍しています。「外国人」だからという理由でサービス利用を拒否するのではなく、外国人材の活用事例を広く周知し理解を得ていくことが必要かもしれません。
この決定は、日本の介護業界における外国人材の役割を大きく変える可能性があります。今後、外国人材が日本の介護現場でどのように活躍していくのか、その動向が注目されます。

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