公開日:
2025/8/28
更新日:
2026/2/13
医療提供体制が大きく変化する中、特に注目されているのが「かかりつけ医機能」の強化と、それに関連するデジタル技術の活用です。
高齢化社会の進展に伴い、医療と介護の複合的なニーズに対応するため、地域の医療機関や多職種が連携し、効率的で質の高い医療を提供するための重要な取り組みです 。
かかりつけ医機能を発揮するための基盤整備として、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が不可欠とされています。具体的には、「全国医療情報プラットフォーム」を活用し、地域の医療機関や多職種が連携を強化することが重要です。
このプラットフォームによって介護関連情報の共有が進むまでの間にも、活用できる民間サービスの活用などの好事例の周知等に取り組むことで、医療機関、訪問看護ステーション、介護サービス事業者等が円滑に連携できるよう、基盤整備を進めることも大切です。
かかりつけ医機能の評価体系には、在宅医療を支える体制も含まれます。
「在宅療養支援診療所・病院」は、24時間体制で往診や訪問看護を提供し、地域における在宅医療を支える役割を担っています 。また、平成30年度診療報酬改定において新設された「機能強化加算」は、かかりつけ医機能を持つ医療機関の評価として含まれており、これは訪問看護との連携においても重要な点です。
また、オンライン診療の適切な実施に関する指針では、患者が看護師等の医療従事者と一緒にいる状態でオンライン診療を受ける「D to P with N」という診療形態が示されています。D to P with Nにおいて、医師は看護師等に診療の補助行為を指示することが可能です。D to P with Nを行う医師は、原則として定期的に訪問診療を行っている医師であり、看護師等は同一医療機関の看護師、または訪問看護の指示を受けた看護師等であるとされています。
以上のような評価や体制の整備は、今後も訪問看護を含む在宅医療の質の向上に寄与していくことでしょう。
出典:
令和7年度第4回入院・外来医療等の調査・評価分科会 議事次第
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001506683.pdf

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